9月20日に発売を開始致した、弊社のリチウムディープサイクルバッテリー SE-12750ですが、もうすぐに使用実績の報告が届きましたので、報告させて頂きます。
■ニックネーム:アキさん
アキさんは何と言ってもバッテリーの重量を軽くしたい!!!という一心で、EVOTECリチウムディープサイクルを購入。
まず購入し、届いた時の感想は・・・・・・
現物を見た最初の印象は、見た目が綺麗でかっこいい。手に取ると「軽い!」
これは驚きの軽さ。思わず笑ってしまいました。今まで使用していたバッテリーが異常に重かったせいか、腰痛もちの私にとって、まさにありがたい軽さでした。
アキさんは湖上に出る前に、多少の不安を解消するために、バッテリー作動テストを行ったとの事でした。テストは上記のエレキモーターを2速固定自動運転と魚探ハミンバード898CHDを繋ぎっぱなしで、8時間程動かしたとの事です。
テスト開始
7:35 11.9V 9:30 11.6V 11:30 11.3V 13:30 11.1V 15:30 10.7V
テスト終了 8時間のテスト 電圧の降下約2.2V その後の充電時間4時間ほどで満充電
■日時:2017/09/29(金)
■場所:福島県小野川湖
■コンディション:晴れ 無風→強風(6.8m)
■使用ボート:10F レンタルボート
■使用エレキモーター:ミンコタ 36lb 12V
■魚探:ハミンバード898CHD
■ボート搭乗者:大人 1人
■今までの使用バッテリー:ボイジャーMF27 105Ah
スタート前
とにかく寒いです。本日のルートですが画像右側に見える山の方向へ進み、ショアラインに沿って湖の中央まで釣り下がって行きます。途中、岬、小島回り、ブレイク、ハンプ、ディープフラットを釣りまくります。帰着は夕方4時頃を予定しています。
バッテリーは、今まで使用している鉛バッテリーのボイジャー MF27 105Ahを予備のバッテリーとして搭載。エレキモーターと魚探を設置して、リチウムバッテリーに繋いで準備終了。
ロッドは合計6本。
それではスタートです。スタート時刻6:17です。
電圧は11.9V
スタートして風景を楽しみながら、バスを数匹ゲットふと時計を気にしてみると4時間程経過しています。電圧は11.2Vです。
今回の釣行ではリチウムバッテリーの限界点を知りたく、あえてエレキモーターが動かなくなるまで酷使する事を前提に、鉛バッテリーも搭載しましたが使う事はなさそうです。
スタートから6時間後、このあたらりから急に風が強くなってきました。電圧は10.5Vとまだまだ余裕はありますが、復路に向かう事にしました。
うねりも酷くなり、約8時間の釣行で終了しました。時間は14:19。
予備の鉛バッテリーは全く使用せず終了となりました。
電圧は10.3V。まだまだ余裕を残しての終了となりました。
電圧変化
スタート:11.9V 2時間後:11.6V 4時間後:11.2V
6時間後:10.5V 8時間後:10.3V
リチウムバッテリーの感想
SE12750の使用感ですが、体感上、モーターの回転出力の低下や接続コードが熱くなるなどの不具合はありませんでした。なので使用中は不安を感じることはありませんでした。スタートから8時間を過ぎたあとも安定してモーターは回り続けました。経験上、あの時間のあの強風では普通、自分のエレキでは4速に入れないと流されてしまいますが、3速で制御出来ましたので、いい感じで安定していると感じました。
あと、購入を決めた最大の理由は何といってもSE12750の軽さなんです。私にとっては朝のバッテリーの積込作業は、かなりの重労働。さらに帰着後の積降ろし作業(降ろすというよりも、むしろ船から上げますが)これでかなりくたくたになります。これが解消されたことは、何よりもうれしいことです。