製品クォリティー・規格について

EVOTECバッテリーは、出荷前検査を実施しております。容量測定器での容量測定はもとより、専用機器での高負荷テストで組電池の電圧・電流・容量・上昇温度をテストしています。また、弊社ではリチウムイオン蓄電池に使用を想定するSEシリーズに関して、第3者機関に依頼し、全て電気使用安全法にのっとり、特定電気用品以外の電気用品であるリチウムイオン蓄電池が定めるところの別表第9に沿って、基準適合確認を行っております。
現在数多くのリチウム蓄電池が発売されています。その商品の多くがPSE認証と謡っていますが、それはPSEを間違って認識されているか、PSEについての無知を露呈しています。 PSEとはどこかの機関に認証されるものではございません。あくまで自己申告です。経済産業省が定める検査項目に対して、自ら検査を第三者機関に依頼し検査を実施し(基準適合確認)、検査実施レポートを管理し、また出荷前には自主検査を行うことが取り決められているものです。 EVOTECバッテリーでは、全ての蓄電池として使用を想定されるディープサイクルバッテリーについて、経済産業省が定める別表第9に沿って、基準適合確認を行っております。

IEC62619取得について
日本工業規格(JIS C8715-2)は産業用リチウムイオン2次電池に関する安全性規格として2012年発行されました。 しかし、安全性の確保はもとより、より国際動向も反映させ生産の合理化、貿易、流通の促進を促すために、国際規格化を日本主導で進め、JIS審議以降の技術動向も反映させた国際規格 IEC62619が 2017年2月発行されました。 EVOTECでは、IEC62619を弊社バッテリーSE36700で取得し、リチウムバッテリー搭載船でも小型船舶船検取得可能となるよう折衝を進めております。

出荷前測定内容

電池測定

電池測定

バッテリーセルの状況確認。 内部抵抗値を測定し、電池個々の状況を把握します。   電池をユニットとして組み合わせていくとき、個々の電池の状況を把握するのは大事な作業です。 この選別された電池でユニットを組んで、バッテリーとしていきます。   起電力として表示される電圧は、電池に電流が流れていないときの電圧となります。そこに、電池に電流が流れ電圧降下を起こし、起電力電圧よりも低下してしまいます。 その状況を確認する装置になります。

容量測定

出荷される前の20Vまでのバッテリーの容量を測定する器械です。 ユニットとして組み込まれた電池が、容量通り測定できるかチェックチェックしてから、全てのバッテリーは出荷されます。 容量・電圧・電池温度が測定できます。

 

電池1個から測定できるので、ユニットバッテリーの個々の電池の状態も確認できます。 弊社以外のバッテリー状況確認依頼も頂きます。 測定動画 検査ファイル内のバッテリー再生作業

  • 容量測定
  • 容量測定

高負荷テスト 

この機器は65Vまでのバッテリーを測定できます。また、放電容量も最大80Aまで放電できる器械です。

 

主に弊社24V、36Vのバッテリーの高負荷テストに使用されます。 装着が想定される機器の最大電力に合わせた放電テストが可能です。 またより大きな負荷をかけてテストを行えます。 この機器で高負荷テストを行い出荷します。

  • 高負荷テスト
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