平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
弊社では、誠に勝手ながら下記日程を冬季休業とさせていただきます。
■冬季休業期間
2024年12月27日(土) ~2025年01月05日(月)
尚、今年受注受付日は12月25日迄となります。以降受注頂いた商品や休業期間中にいただいたお問合せについては、営業開始日以降に順次回答させていただきます。
皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
株式会社エヴォルテックジャパン

リチウムバッテリーの新しい可能性の追求
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クランキングバッテリーをリチウムバッテリーに置き換える、そのメリットはお約束の軽量化なのですが、その他にメリットはないのか?またデメリットは!?という事で、メリットとデメリットを考えてみました。
| メリット | デメリット |
| 軽量化。鉛バッテリーと比べると1/3~1/5へと軽量化できる。 | 低温始動性が悪い。主にリン酸鉄というマテリアルを使用。0℃以下で電圧降下。 |
| 高出力・高クランキング性能 瞬間的に大電流を供給できる。 | コスト高い。鉛に比べて3~5倍程。 |
| 長寿命 充放電サイクルは鉛バッテリーの3倍から10倍。 | 過充電・過放電で劣化や発火リスクがある。品質差が大きい。 |
| 自己放電が少ない。 | オルタネーターの電圧特性がリチウムバッテリーに向かない車両がある。 |
| 電圧安定性が高い。 | 鉛バッテリーと比較すると容量が小さくなる傾向。電力不足気味になる場合がある。 |
| 内部抵抗が少ない。オルタネーター負荷が少なくなる。燃費が良くなるかも!? | 低温での充電制限がある。 |
車両搭載の観点から考察すると、大きな課題は、低温使用時の性能低下と車両の充電制御(鉛バッテリーを想定)がリチウムバッテリーとの相性が悪い場合があるという事です。低温時の性能の低下は、クランキング用のリチウムバッテリー正極材に使用されるマテリアルであるリン酸鉄の特性によるものです。この極材を使用する理由は、オルタネーターの充電電圧範囲とマッチングする充電電圧範囲が広い所にあります。この事から低温時の性能低下があってもこのマテリアルをクランキングバッテリーに採用せざるおえないのです。
もう一つの課題である車両の充電制御との相性については、鉛バッテリーと比較すると何倍もの高コストとなるリチウムバッテリーは、そのコストを少なくするため、容量が小さくなる傾向にあります。そうしますと鉛バッテリー用充電特性がリチウムバッテリーを直ぐに満充電とし、過充電傾向に導いてしまいます。また、エンジンから電装品で大きい電力を使用するようになる近年車両には、リチウムバッテリーの小さい容量では電力不足となり、安定した電圧を供給する事が難しい傾向にあります。


| デメリット | EVOTEC新バッテリーの改善策 |
| 低温時の性能低下。 | リン酸鉄にプラスしてナトリウムイオンマテリアルも採用。ナトリウムイオンの特性は、低温時における性能低下が無い点にあります。ー20℃~60℃の広い温度域で性能を発揮します。 |
| 高コストから容量不足による不安定傾向。 | これもまたナトリウムイオンマテリアルが作用します。地殻中において多い元素であるナトリウムは採掘コストが大幅に少なく、また資源が豊富な事からコスト低くなります。この事から、新EVOTECバッテリーは、大きな容量でもコストを低く設定する事が可能となりました。安定した電力供給を可能としました。 |

リチウム電池には同じマテリアルであっても、異なる形状のものがあります。形状が異なる事で何が違うのか!?深堀してみようと思います。

これは弊社の新しいバッテリー ELF2460に採用されている円筒型電池。円筒型は固い金属製の外殻を用い衝撃の強い構造になっています。また放熱性も高く、ハイレート放電も可能。しかし、スペースの自由度が低く大きなスペースが必要となります。高い負荷にも対応、コンスタントに180Aの放電電流値にも対応。3C放電可能。
画像:弊社ELF2460 24V60Ah

高いエネルギー密度と四角い形状の為、エネルギー密度の高いバッテリーを作る事ができる。しかし、電池を組み合わせる事で、放熱性が低くなり、円筒型の電池に比べた場合、
ハイレート放電使用には向かない。コンスタント放電電流値50A。
画像:他社バッテリー 24V50Ah

薄い電池の為、狭い場所などで使用が可能。しかし、外力から弱く、電池内に熱がたまりやすく、膨張する危険性が高い電池です。BMSで高度管理が必要な電池。ハイレート放電には向かない。BMSの性能で耐放電電流値が決まる。
画像:他社バッテリー 12V100Ah
| 機能 | 円筒型 | 角形 | パウチ型 |
| 形状の自由度 | 低い | 高い | 高い |
| エネルギー密度 | 低い | 高い | 高い |
| 放熱性 | 高い | 低い | 低い |
| 耐放電電流値 | 高い | 低い | 低い |
| 耐久性 | 高い | 中間 | 低い |
| コスト | 高い | 中間 | 低い |

一概にリフェ、三元素と言っても、電池形状で異なる特徴を持っています。狭所に向く電池、大きい電力を必要とする電源に向いている電池、大きな容量を必要とする電源に使用する電池と、適材適所の電池選択が求められます。電池形状で大きな特徴の違いがあります。電池のマテリアルばかりに注目が集まりますが、電池の形状でも大きな違いがある事は念頭に置いておいてください。



弊社では、ディープサイクルバッテリーに使用する電池は主にNMC(三元素)電池を採用してきました。しかし、昨今の情勢からLifePO4(リン酸鉄)の電池価格下落がすさまじく、価格差が大きくなってきました。

出典:ブルームバーグNEF
上記の記事にあるように、LiFePO4(リン酸鉄)の技術元の中国はEV市場の成長の鈍化に加え、過剰生産の影響で価格の下落が起こっているようです。
そこで、弊社ではその価格が下がっているリン酸鉄を採用して、新たなディープサイクルバッテリーを作りました。リン酸鉄リチウム電池は、体積エネルギーが大きくない為、グループ31サイズのケースにバッテリーを収めようとしても、大きな電力を確保できませんでした。36Vで容量を計算しても、40Ahぐらいのバッテリーとなってしまいます。しかし、リン酸鉄電池の中でもエネルギーの大きな電池を採用する事で、36V60Ahのバッテリーをグループ31のケースに収める事が出来ました。
| メリット | デメリット | |
| パウチ型電池 | 軽量 隙間なく配置できる(省スペース) | 膨張リスクが高い 大電流の耐久性が低い |
| 円筒型電池 | 高い耐久性 熱に対する安定性が高い | 重量が重い 大きいスペースが必要 |
| 角型電池 | 隙間なく配置できる(省スペース) 組電池の設計が容易 | 放熱性が低い |
パウチ型の電池の採用は避けたいという考えが当初からありました。パウチ型のセルはある程度の電力を必要とする電源に利用するには向いません。そこで、この3種類のバッテリーは、円筒型電池と角型電池を採用する事にしました。

1,新機能「ParaScope」について
この監視機能は、例えば並列使用を続けてバッテリー電圧に高低差が発生し、バッテリー間で強制充電が開始され、故障する可能性ございます。そこで、電流値をBMSが察知し、5Aの電流値に制限します。この制限を3分間維持し、その後解除しますが、まだ大きな電流値が確認される場合は、さらに3分間の制限を維持し、電流値の制限を繰り返し、バッテリー間の電圧バランスを整えます。この機能により、同マテリアルの同電圧バッテリーであれば容量が異なるバッテリーも並列で使用できるようになります。また、並列で使用していたバッテリーの内1個が故障し、新たなバッテリーに交換する際、通常は新旧のバッテリーを並列で使用頂く事は出来ませんが、その新旧バッテリーの並列使用も可能となります。

2,新機能「VoltScope」について
正極材のマテリアルによって制御開始電圧は異なりますが、規定の電圧時にバッテリーブロック間の電圧高低差「50mv」を超えた時、強制的にブロック間電圧の調整を自動で行います。最大で2Aの電流値で調整します。この機能で、ブロック毎のバッテリー電圧が細かくチェックされ、電圧補正を行う事でバッテリー寿命が数段長くなります。

伊藤 巧プロがアメリカで戦ってきたこの数年。バッテリーについてもいくつかのトラブルを抱えて戦った来たようです。EVOTECのバッテリーはアメリカでの活動の中で制限が有ったことなどで、使用する事は無かったのですが、来期シーズンからアメリカでもEVOTECのバッテリーを採用する事になりました。伊藤プロの最大のバッテリー問題点はエレキのバッテリー容量不足という事です。その為、リチウムバッテリー60Ah×2個を並列にして使用してきたのですが、1年で壊れてしまうそうです。
昨今リチウムバッテリーの並列使用可能とうたっているバッテリーが出てきました。しかし、よく説明書を読み込むと、数制限は元より、充電は並列のままでは無く、個々で必ず行う事等の注意事項が明記してあります。それは、伊藤プロと一緒で必ず壊れてしまうからです。リチウムバッテリーを並列のまま充放電を繰り返すと、電圧のアンバランスを生み出します。電圧の高いバッテリーが低いバッテリーに電流を強制的に流し込んでしまいます。その影響で基板が熱傷して壊れます。また、その他のリスクも発生する可能性があります。伊藤プロもアメリカで経験した並列使用の難しさを知っているからこそ、それを回避できる新しいEVOTECバッテリーの新機能にメリット感じ、採用する選択を選んでくれたようです。
新バッテリー 仕様・価格

*2025/09時点の商品ラインナップとなります。仕様・価格等は通知なく変更される場合がございます。
*現在、IEC62619の取得申請(電池・組電池)を行っております。規格取得後、船検対応取得となります
*並列で使用される場合は、同じマテリアル、同電圧のバッテリーとなります。同電圧で容量違いのバッテリーは並列でご使用頂けます。各モデル PVS品番のみが並列対応です。
*価格には充電器は含まれていません。

開催期間:2025/09/20~2025/10/31
*商品の発送は9月末頃からとなります。
*数量が無くなり次第終了となります。
対象商品:新EVOTEC LiFePO4バッテリー
ELF-3660-PVS/ELF-3660/ELF-2460-PVS/ELF-2460/ELF-12210-PVS/ELF-12210
詳細:上記期間内(予定数量に達した場合は期間を短縮します。)に対象商品をご購入の方に充電器をプレゼントいたします。
(例)
*対象バッテリー1個ご購入の場合→純正充電器1個プレゼント
*対象バッテリーを2個ご購入の場合→ご希望の場合は、マルチチャジャー(36V、24V)を1台プレゼント、もしくは純正充電器2台をプレゼント


リチウムバッテリーを並列にして使用するリスクについてお話しします。バッテリーを並列に使用する場合の危険性、安全に使用する場合のポイントについて説明します。
1,電圧の不均衡による影響
並列状態で充放電を行うと、それぞれのバッテリー電圧不均衡が発生します。この電圧不均衡が発生すると、電圧が高いバッテリーから低いバッテリーへと電流を流し、電圧を等しくしようと作用が発生します。この作用により、急速な電流が流れる事による熱が発生します。この熱により、バッテリー基板のBMSを過熱損傷を与えたり、電池への負荷で電池の性能を著しく低下させる可能性があります。
2,容量不均衡による影響
例えば、同じ電圧であっても異なる容量のバッテリーを並列して使用した場合にも、電圧不均衡と同じような影響が発生します。容量の小さい方のバッテリーは、容量の大きいバッテリーよりも、電圧降下するスピードが速く、そのような場合はバッテリー内セルの内部抵抗が早く高くなり、バッテリーのパフォーマンスを早期に落としてしまいます。
3,内部抵抗が不一致の影響
上記の電圧、容量の不均衡による影響を受け、内部抵抗の不均衡の電池を使用続けた場合、充電中や放電中による熱により、リチウム電池が過熱され、エネルギー放出を制御できなくなり、火災に繋がる可能性があります。
4,並列仕様で使用したバッテリーは、個別交換出来ない。交換は全交換
例えば2個のリチウムバッテリーを並列で使用し、1個のバッテリーが壊れた場合、壊れたバッテリー1個を交換してもダメです。2個とも交換しなければなりません。何故かと言うと、1個だけ新しいバッテリーにしても、上記のような、電圧、容量、内部抵抗が異なります。1個だけ交換しても直ぐにバッテリーが壊れてしまいます。
弊社では、リチウムバッテリーをボートで使用する場合、限られたバッテリーケース寸法を考慮した時、体積エネルギーの小さい「LiFePO4」では、満足のいく容量が確保できない事、リチウムバッテリーの並列使用の危険性から、「NMC」三元素電池を採用してきました。制限の有るケース寸法でも最大限の容量を確保でき、また、軽さもという大きなメリットあります。
また、一方でLiFePO4というマテリアルのメリットがここへ来て注目されています。それは「価格」です。LiFePO4という正極材のマテリアルは中国の技術で多くの電池が生産されています。中国の国策とも言える大量生産から電気自動車にも投入されてきたLiFePo4電池ですが、ここに来て需要の低迷やトランプ関税の影響で、大幅にLiFePO4電池の価格低下が顕著になってきました。
そこで、弊社でもLiFePO4を使用したディープサイクルバッテリーの開発に着手しました。しかし、体積エネルギーが小さい為のデメリット、容量小さくなる事、重量が重くなることは、ある程度妥協したとしても、並列使用の安全性を確保する事に注力し、より大きな電力使用を想定するディープサイクルバッテリーには並列仕様が必須と考えてきました。

無限に並列接続を可能にする為には、前述した並列使用したバッテリーの影響を考慮し、その影響を排除しなければいけません。そこで、弊社で開発した無限並列仕様BMSには大きな特徴が2つあります。
1,並列を監視する「Para Scoop」

この監視機能は、例えば並列使用を続けてバッテリー電圧に高低差が発生し、バッテリー間で勝手に充電が開始された時、大きな電流値をBMSが察知し、5Aの電流値に制限します。この制限を3分間維持し、その後解除しますが、まだ大きな電流値が確認される場合は、さらに3分間の制限を維持し、電流値の制限を繰り返し、バッテリー間の電圧バランスを整えます。
2,個々のバッテリーブロック電圧を監視する「Volt Scoop」

正極材のマテリアルによって制御開始電圧は異なりますが、規定の電圧時にバッテリーブロック間の電圧高低差「50mv」を超えた時、強制的にブロック間電圧の調整を自動で行います。最大で2Aの電流値で調整します。
この無限並列を可能にするBMSを装着すると次のようなメリットがあります。
1,異なる容量のバッテリー並列使用が可能となる。例えば、36V60Ah+36V40Ahの並列使用が可能となります。(電圧と正極材マテリアルは同一が前提)
2,新旧のバッテリーを混ぜて並列使用が出来る。(電圧と正極材マテリアルは同一が前提)
3,一部他メーカーバッテリーでも並列可能とするバッテリーがありますが、台数制限と並列バッテリーの組み合わせを期間を設けて交換する(川下と川上)注意事項が設けられています。そのような事は心配せずご使用頂けます。
弊社では、今まで通り「軽さと大容量」のメリットを享受できるNMCバッテリーと、並列仕様可能BMS搭載で、使用幅が広がる価格メリットのある新開発のLiFePo4バッテリーで展開してまいります。今後も新機能を搭載したEVOTECバッテリーを案内していきます。
平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
弊社では、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。
■夏季休業日 2025年8月9日(土)~8月17日(日)
休業中に受注頂いた商品、またお問合せについては、営業開始日以降に順次回答させていただきます。
皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
EVOTECバッテリーが海を渡る事になりました。香港の船用クランキングバッテリーとして開発を依頼され、発売を開始します。

クランキングバッテリーという事でLiFePO4を選択しました。クランキングバッテリーの場合、現在ではリチウム電池はLiFePO4以外は使用できません。オルタネーターからの充電電圧がLiFePO4でないと合わないからです。12V81Ahのクランキングバッテリーの生産を開始しました。

1500Aの瞬時大電流をサポートする電池を採用。同じLiFePO4でも、瞬時大電流対応出来る電池と大電流に対応出来ない電池があります。その選択を間違えるとバッテリー劣化を早く向かえてしまいます。

荒狂う海の揺れに対応する為にバッテリーケース内に電池接地アダプターを設置。
リチウムバッテリーの充電方式はCCCV方式がベストとされています。CCCV方式とは、最初に一定の電流で充電を行い、一定の電圧に到達した後は、電圧を一定にして電流値を落としていく充電方法です。

リチウムバッテリーの充電は電圧に対して厳しく制限を設けています。CCCV式では電圧を一定する制限がありますが、オルタネーター(発電機)側は、その発電状況によって電圧が異なってきます。高い電圧が発していれば過充電、低い電圧に留まっているならば、充電不良となり、リチウムバッテリーの性能を低下させる恐れがあります。
このBMSは、オルタネーター(発電機)側の発電電圧を調整し、リチウムバッテリーへの充電をサポートする仕様となっています。