伊藤巧艇サウザーに装着
新しいエンジン始動用バッテリーを10月から発売します。このバッテリーは、エンジン始動用ですが、バスボートに使用を想定し、開発をしました。バスボート用とは何か?
バスボートで使用される方は、エンジン始動用バッテリーから、魚探電源としてもご使用される方がおられます。その場合、始動用バッテリーは深放電状態になる事があります。組電池の場合、放電時に電池のバランスが崩れやすくなります。電池それぞれの電池バランスが崩れ、一瞬でも大きな電流を引き出すクランキングは、一番低い電圧電池にダメージを与えてしまいます。
電池はバランスがとても重要となります。
アクティブバランス調整BMSを装着
このBMSは、充放電時に各電池がバランスを整えるように調整させる機能があります。一番低い電圧電池の電圧を、他の電池から充電させて、電圧をなるべく均一化させるために作動します。
これは、充電時にバランス調整させているBMSの動きです。一番低い電圧電池:3.240V、一番高い電池の電圧:3.256V。電圧差:0.016Vあります。赤いランプがBMSの作動を示します。そこからより充電が進んだ状態が次の画像です。
この状態での電圧差は0.004V。かなり均一化されました。このようにバランスを保つことで、電池の保護と組電池全体のポテンシャル維持に繋がります。