フロントの軽量化でトランクへとバッテリー移設を考えたことありませんか?
または移設されいる方がもいらっしゃると思います。
しかし、移設も注意しなければいけない事もあるようです。
今回のこの車両は、CITROEN C6。この車両は元々リア(トランク左)にバッテリーが配置されている車です。しかしエンジンとバッテリーが離れることによる不具合もよくあるらしいです。
エンジンのかかりが悪い事や、バッテリーへの充電不良です。これは、メーカーがバッテリーをリアに設置したにも関わらず、不具合が発生する。これが、移設キット等で移設した場合も十分に考えられます。
しかし、このフレームは、同じくCITROEN C5に採用されています。C5はフロントにバッテリーが設置されています。よって、C6の場合はフロントエンジンに隙間があります。そこにサブバッテリー配置してみたらどうなるか?という事でリアにあるメイン鉛バッテリーとは別に、フロントにEV-600を追加設置。リアの鉛バッテリーも設置したままです。
ジャンプする際にプラス繋ぐところから、リチウムバッテリーのプラスを接続。マイナスはミッションケースに接続しました。
アース不良とはどのような症状を生み出すのか?
それはクランキングスピードの低下を招きます。クランキングスピード低下すると圧縮させる力も低下するので、エンジン始動不良が起こるというわけです。
また、プラス配線が長くなる事や、アースに落ちた電気が車体を通じリアのバッテリーに戻るまでのいろいろなロスは、目には見えない不具合を発生している事があるようです。
エンジンフロントの軽量化はリチウムバッテリーという事で!!どうでしょうか!?
取材協力
(有)アールエスウーノ
http://rsuno.com/