リチウムバッテリーの使用方法に質問がよくきます。
◆普通(鉛バッテリーのよう)に使用できますか?
◆以前、使用していたのですが直ぐに上がってしまって…….
回答は
◆普通(鉛バッテリーのよう)には使えません!
◆充電電圧、暗電流など車のコンディションを確認して下さい!
◆過放電には気をつけてください!
◆低温時のクランキングには気を付けてください!
◆ジャンプスタートは厳禁です!
それでも、サーキット走行を主としている猛者の方々には、ご使用いただいてきましたし、現在も、EVOTEC ブルーライン 480と600をご使用いただいています。EVOTEC ブルーラインは上記の注意事項は変わりません。それでも数十キロ軽量化できるリチウムバッテリーのメリットを最大限生かすため、注意を払ってご使用頂いています。
しかし、弊社EVOTEC グリーンラインは、より鉛バッテリーに近い使用状況下でも、ご使用頂けるようになりました。(しかし、過充電は厳禁です!)
サーキット走行もするが、通常街乗り走行もします!という方々にご使用頂き、好評頂いています。
EVOTECグリーンラインは
◆電池が強く、容量も大きくなっています。
◆過放電保護機能が付いています。
◆低温時のクランキングによる電池の消耗を助ける、クランキングアシスト機能が付いてます。
◆リチウムバッテリーながら、ジャンプスタートにも対応できます。
そんな、EVOTEC グリーンライン EV-1260をGTR BNR34にご使用いただいている、山梨県在住のN様からリポートが届きました。
リチウムバッテリー搭載をご検討中の方は、下記も参照ください。
リチウムバッテリー搭載レポート BNR34
山梨県在住のN様から情報を頂いています。
今年の6月からEVOTEC EV-1260を搭載して頂いています。
山梨は夏の気温が40℃を超えて、また冬は氷点下は当たり前の状態になります。
リチウムバッテリーには好条件とは言えませんが、改良を加え、高性能になったリチウムバッテリー EV-1260の商品レポートをお届けします。
◆取り付け 2016年6月22日
◆搭載バッテリー EV-1260
◆社外セキュリティー搭載
エンジン始動していない時の電圧の変化
+1日目 電圧 13.29V
+2日目 電圧 13.29V
+3日目 電圧 13.28V
+4日目 電圧 13.28V
*4日間エンジンをかけない状態での電圧変化の推移です。この電圧の変化は、車の暗電流等のコンディションで違ってきますが、電圧の変化はほとんどありません。
リチウムバッテリーは低温時に電圧が低下(電池の不活性化)して、始動性が悪くなります。
そこで、不活性化している電池を起こすべき、儀式と言われている作業を行うのですが、急いでいる時などには特に面倒な作業と言えます。
その始動性について、BNR34にEV-1260を去年6月から搭載されているN様が、気温が下がったある日の始動動画を送ってくださいました。
リチウムバッテリーの不活性化してのエンジン始動性は、車種や車のコンディションによっても違いますが、EV-1260は、電池が不活性化し電圧が下がったとしても、儀式なしである程度始動できる電池の性能があります。
下記はこのオーナーであるN様の、リチウムバッテリー搭載生声です。
↓
ある程度の寒冷地であっても、通常の鉛電池と同じ感覚で使える、といえます。
今のところ、大変満足感が高く、購入をさせていただき良かったと最低気温が氷点下の朝でも、活性化の作業無しで始動ができています。
通常、始動までの電流としては、
・ドアの開閉でルームランプオンオフ
・キーをオン(エンジンコンピューター、インストパネル、ナビ、フューエルポンプ等に通電)し、車載モニターの電圧を確認
等ですので、数秒~10秒の通電後、スターター始動しています。
動画撮影時は、運転席窓のオープンも事前に行っています。(エンジン始動音を捕るため)
前モデルに比べ、ほとんど活性化を意識せず使えますので、
通常の鉛電池と同様の使い勝手と言えます。
車載モニターの電圧は、新規搭載時の12.7V程度に比べ、
12.0Vと低くなっていますが、エンジン始動には問題ありません。
これが、気温によるものか多少は劣化が進んでいるのかは不明です。
春になって12.0Vのままか、電圧上昇するか、確認したいと思います。
いずれしましても、前モデルでは毎朝始動性に不安を覚えましたが、
現モデルでは、寒さが厳しい朝でも何の不安も無く、感じています。
以上、ご参考になさってください。