ディープサイクル SE12750の実践テスト開始

EVOTECリチウムバッテリーシリーズにディープサイクルバッテリーが登場!!

と言ってもテストを開始します。

弊社は、車やバイクのスターターバッテリーのリチウム化に力を注いできましたが、ディープサイクルバッテリーのお問い合わせをたくさんいただきました。

バス釣り愛好家の方々が使用するエレキモーター。この方々からのお話はかなり多く、弊社のスターターバッテリーの車用で試しに使用してみました。

思った以上に長い時間使用は出来ましたが、一日中残量を気にせずに使用できるかは不安を残す結果になったことから、ディープサイクルバッテリーを制作する事を開始しました。

しかし、問題点があります。単純ですが容量を上げるとコストがかかります。

リチウムスターターバッテリーは、車両からの発電される電力を回収する作業もある為、リチウム電池の性能や、バッテリー内の各電池の状況を見守る基盤などにコストがかかります。

そのバッテリーから容量を増やすと、ものすごく高いバッテリーとなってしまうわけです。

そこで、このSE-12750は、リチウム電池の正極材をスターターバッテリーから変更しました。

スターターバッテリーでは、LiFePO4というものでしたが、SE-12750では、Li(NiCoMn)O2という正極材を使用し製作しました。充電電圧も12.6Vで、スターターリチウムバッテリーとは大きな電圧差がございます。容量は75Ahです。

これにより、車両の発電機のように充電電圧が定まらないものには接続し、充電をする事は出来ないバッテリーとなっています。

専用充電器による充電、もしくはチャージコントローラーを付けて、充電電圧をあわせて使用頂く方法でご使用いただくしかございません。

しかし、この正極材Li(NiCoMn)O2は、日本の自動車メーカーや電気メーカーが採用している正極材です。この正極材は三元系と言われ、コバルト酸リチウムのコバルト一部を、マンガン、ニッケルの3材料を使用することで安全性を高めたものになっています。

ちょっとテストをいろいろしてみます。

メーカー別 回生ブレーキシステムの充電電圧の違い VOLVO T5 R-Design 他

近年車は燃費向上の為、いろいろな工夫を施しています。

その中の一つである回生ブレーキシステム。これは車両の走行時の運動エネルギーを、減速時に蓄えシステムであるが、ハイブリット車両だけが採用しているだけでなく、多くのガソリン車にも採用されています。

これら回生ブレーキ採用車両に、スターターバッテリーとしてリチウムバッテリーを搭載するときに注意しなければいけないのが、充電電圧です。

以前に、RENAULT MEGANE(phase 2)に採用されている、回生ブレーキシステムを検証したように(RENAULT EMS検証)回生時は高い充電電圧が発生し、アクセルを少しでも踏めば電圧が急速に下がり13.0Vぐらいなる為、リチウムバッテリーに充電されない電圧となってしまいました。

(定期的な充電が必要です)

それでは他メーカの同じくガソリン車で、回生ブレーキを採用している車両の充電システムはどのようになっているのか?

まず、千葉県市川市のビッテモーターワークスさんとお客様の協力で、VOLVO T5 R-Design(2Lターボ)の回生ブレーキ充電電圧を検証しました。

エンジン始動前→12.5V

エンジン始動後→14.0V

走行時→14.0V~14.2V *ブレーキ(エンジンブレーキを含む)を使用しても急速な電圧上昇が見受けられません。これは、アイドリングストップ用に搭載されている、サブバッテリーに回生時のエネルギーが貯められているためなのか?RENAULT MEGANEのような大きな電圧の変化が無く、スーターターバッテリーの充電電圧は14.0V程で、リチウムバッテリーにはモッテコイ!!の充電電圧でした。

取材協力 

千葉県市川市

ビッテモーターワークス

http://www.bitte-mw.com

次は、MAZDAの回生ブレーキシステムです。

実は、2009年式のMAZDA MPVにも回生ブレーキシステムが搭載されています。

MAZDAが初めて実用した回生システムのようです。

エンジン始動→14.1V

1時間ほど時間経過→13.1V程に低下。

1時間30程経過→15V程まで上昇。さっきまでの低電圧の為、バッテリーの電圧が低下した事が起因の電圧上昇と見られる。

上記から5分程経過→13.0Vに低下。上記でバッテリーの電圧が上昇した為、電圧を下げてバランスを取っているように見られる。

MAZDAの初期の回生システムは、確かにブレーキ使用時に回生システムが作動し、充電電圧が15V程まで上昇しますが、ブレーキの作動に関わらず、バッテリーの残電圧のバランスをみてオルタネーターを作動させているようです。

(このような充電電圧で1年以上リチウムバッテリーを使用しています。)

D1GPで連覇を目指す齋藤大吾選手のコルベットEVOTEC EV-1260を搭載

4月1日が開幕戦となるD1 GRAND PRIX TOKYO DRIFTを控え、連覇を目指す齋藤大吾選手が操るコルベットに選ばれたバッテリーが、弊社のリチウムバッテリーEV-1260です。

エンジンはアメリカのチューナーが手を加えた、7.6L V8エンジン。800psを叩き出すエンジンになっているとの事。また、このコルベットの目標車重は1000kgとしているらしい。

そんな、軽量化と安定電圧を入手する為に、EVOTEC EV-1260を齋藤選手は選択!!

連覇に向けての足掛かりとなる第一戦に向けて、車両に装着し準備万全です!!!

レースシーズン到来です!BMW CUP出走車 BMW E36 M3にリチウムバッテリー装着(装着2年目)

レースシーズンも到来です。今月の3月20日に第一戦を迎えるBMW CUP!!。

その出場予定車両のE-36 M3に装着されているバッテリーは、EVOTEC EV-480です。

リチウムバッテリー装着2年目を迎えるこの車両。バッテリーはエンジンルームから車内に移設。助手席側の邪魔にならない場所に設置、これも軽量で小さいリチウムバッテリーの成せる技です。

しかし、リチウムバッテリーの扱いも非常に丁寧で、熱対策で耐熱シートでバッテリーを覆い、キルスイッチで昨シーズン以降は、バッテリーの放電を防ぎ管理されています。

このような使用方法は、リチウムバッテリーを長くご使用いただくためには最適です。

BMW CUP 第一戦 筑波サーキットが楽しみです。

取材協力

ビッテモーターワークス

LEXUS IS FにEVOTEC EV-12100搭載!!!

かれこれ数ヶ月前にLEXUS IS Fにリチウムバッテリーを搭載したいと、香川県在住のY様からお話を受けました。

岡山サーキットでサーキット走行も楽しんでいるY様は、ディーラーでバッテリーの交換時期がきている旨を聞き、新しい鉛バッテリーを載せるならばリチウムバッテリーを搭載という事で、弊社にご連絡を受けました。

が……..IS Fは5000ccで通常弊社では街乗りも含めてご使用の場合は、EV-1260という商品を勧めていますが、5000ccは少し役不足でEV-12100を勧めるも受注オーダーの為すぐには装着できないと説明させていただきました。

Y様「そうですか……….待ちます!!」という事で、弱ってきた鉛バッテリーにムチ打って(補充電をしながら)待っていただきました。

レクサス純正バッテリー 17.8Kg

EVOTEC EV-12100 5.5kg

12.3kgの減量!!!!!!!!!

フューエルコレクタータンクと電圧 800馬力 GTS-4編

フューエルコレクタータンク設置の理由は、走行時のガソリン片寄りを防ぐ為に、安定的にガソリンを供給する為に設置します!!

その為に、ガソリンを送るポンプの設置やバッテリーをトランク等に移設するなど行われます。

バッテリーを移設するには配線が長くなります。配線が長くなる=抵抗が増える=電力消失という事になります。またポンプも電動なので、電力が失われます。

電力=電圧×電流ですので、電力の消失は電圧不足に繋がります。

安定的なガソリンを供給するためのフューエルコレクターポンプ設置は、安定的な電圧供給が必要となります。

内部抵抗の少ないリチウムバッテリーは安定的な電圧を供給します。

この車両の場合 

OFF→13.2V

ON→12.5V

アイドリング→13.5V

5000rpm→13.7V

フューエルコレクタータンクを設置されている方、また設置をお考えの方、バッテリーのコンディションにも気を付けてください!!

このGTS-4は、GTR用ポンプを3基設置 RB26 2.8Lkit ブースト2kg 800馬力!!!!

リチウムバッテリーって!?使用方法に悩みます!?

リチウムバッテリーの使用方法に質問がよくきます。

◆普通(鉛バッテリーのよう)に使用できますか?

◆以前、使用していたのですが直ぐに上がってしまって…….

回答は

◆普通(鉛バッテリーのよう)には使えません!

◆充電電圧、暗電流など車のコンディションを確認して下さい!

◆過放電には気をつけてください!

◆低温時のクランキングには気を付けてください!

◆ジャンプスタートは厳禁です!

それでも、サーキット走行を主としている猛者の方々には、ご使用いただいてきましたし、現在も、EVOTEC ブルーライン 480と600をご使用いただいています。EVOTEC ブルーラインは上記の注意事項は変わりません。それでも数十キロ軽量化できるリチウムバッテリーのメリットを最大限生かすため、注意を払ってご使用頂いています。

しかし、弊社EVOTEC グリーンラインは、より鉛バッテリーに近い使用状況下でも、ご使用頂けるようになりました。(しかし、過充電は厳禁です!)

サーキット走行もするが、通常街乗り走行もします!という方々にご使用頂き、好評頂いています。

EVOTECグリーンラインは

◆電池が強く、容量も大きくなっています。

◆過放電保護機能が付いています。

◆低温時のクランキングによる電池の消耗を助ける、クランキングアシスト機能が付いてます。

◆リチウムバッテリーながら、ジャンプスタートにも対応できます。

そんな、EVOTEC グリーンライン EV-1260をGTR BNR34にご使用いただいている、山梨県在住のN様からリポートが届きました。

リチウムバッテリー搭載をご検討中の方は、下記も参照ください。

リチウムバッテリー搭載レポート   BNR34

搭載バッテリー EV-1260

山梨県在住のN様から情報を頂いています。

今年の6月からEVOTEC EV-1260を搭載して頂いています。

山梨は夏の気温が40℃を超えて、また冬は氷点下は当たり前の状態になります。

リチウムバッテリーには好条件とは言えませんが、改良を加え、高性能になったリチウムバッテリー EV-1260の商品レポートをお届けします。

◆取り付け 2016年6月22日

◆搭載バッテリー EV-1260

◆社外セキュリティー搭載

エンジン始動していない時の電圧の変化

+1日目 電圧 13.29V

+2日目 電圧 13.29V

+3日目 電圧 13.28V

+4日目 電圧 13.28V

*4日間エンジンをかけない状態での電圧変化の推移です。この電圧の変化は、車の暗電流等のコンディションで違ってきますが、電圧の変化はほとんどありません。

エンジン始動状況

https://www.youtube-nocookie.com/embed/AULMrLkrYBw?wmode=transparent&vq=hd1080

EV-1260低温時の始動性について

リチウムバッテリーは低温時に電圧が低下(電池の不活性化)して、始動性が悪くなります。

そこで、不活性化している電池を起こすべき、儀式と言われている作業を行うのですが、急いでいる時などには特に面倒な作業と言えます。

その始動性について、BNR34にEV-1260を去年6月から搭載されているN様が、気温が下がったある日の始動動画を送ってくださいました。

リチウムバッテリーの不活性化してのエンジン始動性は、車種や車のコンディションによっても違いますが、EV-1260は、電池が不活性化し電圧が下がったとしても、儀式なしである程度始動できる電池の性能があります。

下記はこのオーナーであるN様の、リチウムバッテリー搭載生声です。

ある程度の寒冷地であっても、通常の鉛電池と同じ感覚で使える、といえます。


今のところ、大変満足感が高く、購入をさせていただき良かったと最低気温が氷点下の朝でも、活性化の作業無しで始動ができています。

通常、始動までの電流としては、
・ドアの開閉でルームランプオンオフ
・キーをオン(エンジンコンピューター、インストパネル、ナビ、フューエルポンプ等に通電)し、車載モニターの電圧を確認
等ですので、数秒~10秒の通電後、スターター始動しています。

動画撮影時は、運転席窓のオープンも事前に行っています。(エンジン始動音を捕るため)

前モデルに比べ、ほとんど活性化を意識せず使えますので、
通常の鉛電池と同様の使い勝手と言えます。

車載モニターの電圧は、新規搭載時の12.7V程度に比べ、
12.0Vと低くなっていますが、エンジン始動には問題ありません。
これが、気温によるものか多少は劣化が進んでいるのかは不明です。
春になって12.0Vのままか、電圧上昇するか、確認したいと思います。

いずれしましても、前モデルでは毎朝始動性に不安を覚えましたが、
現モデルでは、寒さが厳しい朝でも何の不安も無く、感じています。 

以上、ご参考になさってください。

BNR32 GTRチューニングーカーにEVOTECリチウムバッテリー EV-1260搭載

ガレージ カゴタニさんが手がけるこのBNR32 GTRチューニングマシーンは、以前アイドラーズ・ゲームスにおいて、それまでのポルシェの牙城を破った車両として有名な車です。

思考錯誤をしながら煮詰めていった車両に、弊社のリチウムバッテリーを搭載するという事で伺いました。

何故バッテリーを変更するのかというと、エンジンにも手を加えていますが、この車両はドライサンプになっており、通常のGTRと比べるとエンジン始動にバッテリーの力が必要で、今まで使用してきたドライバッテリーでは、

①始動力が少し物足りない 

②少しエンジンをかけていないとバッテリーが上がってしまうという悩みがあったとのことでした。

リチウムバッテリーは内部抵抗が少なく、始動力はかなりのものです。また、このEV-1260は過放電保護機能付きですので、バッテリーが電圧を監視し過放電を防ぎます。

またなんといっても軽い!ドライバッテリーと比較しても10kgぐらいは軽く減量できます。

軽量化と始動力を手に入れたマシーンに今後も要注目です。

協力店舗:EVOTECエヴォテック リチウムバッテリー取扱販売店

ガレージカゴタニ

埼玉県北葛飾郡松伏町大川戸578

TEL:048-991-9789

www.kagotani.jp