電圧が引き出す魚探の能力

電圧が高いメリット

例えば50Wの電力を必要とする魚探の場合、電圧が高い電源を使用すると電流を小さくすることが出来ます。それは同じ容量のバッテリーの場合、電圧が高い方のバッテリーの方が長い時間使用できることになります。

電圧が高いメリットは時間だけではありません。例えば電球に電圧の異なる電源を使用した場合、電圧の高い方が明るく照らします。その作用は魚探にも見受けられました。

これはガーミンの魚探に弊社24Vバッテリー(最大電圧29.4V)を使用した時の画像です。電圧の低いバッテリーと比較するとより綺麗に見れる事もありますが、半径25m~30m程の測定が可能となります。

これは電圧が10.5V程まで電圧が下がったリチウムバッテリーの画像です。画面の綺麗さも違いますが、測定半径範囲が15m~20mとmなり、24Vバッテリーと10m以上の差がある事がわかります。

電圧が高いデメリット

では電圧が高いデメリットは無いのでしょうか?それはあります。単に機器が故障するというデメリットがございます。魚探にはそれぞれ入力電圧が設定されています。その最大電圧を超える電源を使用する事はできません。

この表はメーカー別のバッテリー適合表です。メーカーカタログ掲載値で作成していますが、弊社24V(最大29.4)バッテリーを使用できる魚探は、GARMINのGPSMAPのみになります。それではGARMIN ECOMAPやHUMMINBIRDなどは何を使用すればいいでしょうか?

魚探専用バッテリー SE151000

このバッテリーは魚探専用バッテリーとして開発しました。最大で16.8Vですので、表に記されているバッテリー全てに使用できます。また、鉛バッテリーや通常の12Vリチウムバッテリーよりも電圧が高いため、長い時間の使用と鮮明な画像が確認できます。

この15Vバッテリーを使用したGARMINの魚探画像です。半径23mぐらいの測定値となります。24Vよりは若干落ちますが、20V以上の電源を使用できないHUMMINBIRDには最強のアイテムとなります。

取材協力:M様 有難うございます。