心臓を元気にしたなら、血管も。JUN SKY WALKER(S)宮田さんのROVER MINIに配線を装着

さいたま市のクラシックミニ専門店「DEEP」さんで弊社のリチウムバッテリーEV-45B19L2を搭載し、そのまま乗ってきてくださったのは JUN SKY WALKER(S) の宮田さん。愛車のROVER MINIのエンジンをかけた瞬間、

搭載されたEVOTECバッテリーを指差すJUN SKY WALKER(S)宮田さん
「これ、これ!」と搭載されたEVOTECバッテリーを指差す宮田さん。ご本人も気に入ってくださっている様子が伝わる一枚

「クランキングはとても良い!とても元気!」

と、うれしいお言葉をいただきました。

DEEPさんのガレージに入庫した宮田さんのROVER MINI
DEEPさんのガレージに入庫したROVER MINI。エンジンルームには今回の主役、EV-45B19L2が搭載されています

心臓が元気なら、次は血管を

バッテリーは車の「心臓」。内部抵抗が低く、力強く血液(電気)を送り出せるようになりました。でも、心臓がどれだけ元気でも、そこから全身に血を届ける「血管」が細く傷んでいたら、本来の力は発揮できません。

旧車、特に製造から何十年も経つROVER MINIのような車両では、配線(血管)の抵抗劣化や接点不良が原因で、優れたバッテリーの性能をフルに引き出せていないケースが少なくありません。「心臓を替えたなら、血管も元気にしませんか?」——今回はそんな提案から、宮田さんのミニに3種類の配線を新設しました。

リフトアップされた車両の下から配線作業を行うDEEPスタッフ
車両を持ち上げ、フロア下を通る配線ルートを確認しながらの作業

装着した3本の「血管」

今回、エンジンルームとリアに搭載したバッテリーの間に装着したのは、次の3種類の配線です。

  1. プラス配線 — エンジンとリアバッテリーを直接つなぐ、電力供給の本流となる配線
  2. ボディアース配線 — 車体を介してマイナス側の電流をしっかり戻すためのアース配線
  3. 直結配線 — ボディを経由せず、バッテリーからフロントまで直接引き込む配線

ボディを介するアースだけに頼らず、あえてボディを通さない直結ルートも別途確保しているのがポイントです。経年で緩みやすい車体側の接点に左右されない、安定した電力供給ルートをもう一系統持たせています。

エンジンルームでの配線接続作業
エンジンルーム内、オルタネーター周りでの配線接続の様子
車両下部、リア側の配線取り回し
フロア下を通るプラス配線。熱害対策のためリアマフラー付近には遮熱材を巻いています

作業を見守るお二人

作業には計測機器も持ち込み、施工前後での違いをしっかり記録。DEEPさんのスタッフの手により、丁寧に配線が取り回されていきました。

計測機器を手に配線状態を確認する様子
内部抵抗計を使い、施工前後の状態を確認。マイナスケーブルを確認中(ゴーリー編集長)

近日発売予定「Vessel Cable」

今回宮田さんのROVER MINIに装着した配線は、実は近々製品化を予定している「Vessel Cable」のプロトタイプです。旧車の血管を元気にする、EVOTECならではの配線セットとして準備を進めています。

Vessel Cableのアースケーブル(Y字分岐タイプ)
分岐部を持つアースケーブル。編組シールドで覆われたフレキシブルな芯線を採用
Vessel Cableのプラスケーブル(赤色ターミナルカバー仕様)
バッテリー端子に接続するプラスケーブル。5AWGの太い芯線と赤いターミナルカバーで視認性も確保
Vessel Cableのアース配線セット(リング端子仕様)
複数のアースポイントに対応するリング端子タイプの配線セット

心臓(バッテリー)を替えたその先、血管(配線)まで自社でしっかり作り込む——そんなVessel Cableの発売情報は、決まり次第あらためてこちらのブログでもご案内します。

まとめ

心臓(バッテリー)だけでなく、血管(配線)まで含めてトータルで見直すことで、旧車本来のポテンシャルを引き出す——それが今回、宮田さんのROVER MINIで実践した内容です。

この「心臓と血管」というテーマは、DEEPさんと一緒に進めている「旧車と電気」企画、そして近日発売予定のVessel Cableでも詳しくお伝えする予定です。続報をお楽しみに。


施工協力: クラシックミニ専門店 DEEP(埼玉県さいたま市)

取材協力 STREET MINI 編集部

ゲスト JUN SKY WALKER(S)宮田 氏