crossbea-hybrid-lithium-battery

EVOLTEC TECH REPORT — 補機バッテリー実測

その電圧、実は毎朝
サインを出しています。

ハイブリッド車の”縁の下の力持ち”、12Vの補機バッテリー。見落とされがちなその挙動を、実車1台・約1週間の連続電圧ログで確かめました。

12.7V
補機バッテリー平均電圧
鉛バッテリー12.74V
EVOTEC 50LN1L213.43V
スズキ クロスビー実車・平均電圧より
01 — こんな症状、見過ごしていませんか?

ハイブリッド車オーナーの「あるある」、実は電圧のサインかもしれません

朝イチの始動が少し重いキュルッという音がいつもより長い、かかるまで一瞬もたつく

ナビやオーディオが一瞬落ちるアイドリングストップの復帰時や段差通過時に画面がリセットされる

バッテリー警告灯がたまに点く点いたり消えたりして、様子見のまま乗り続けている

電圧計の数値が日によってバラつく同じような使い方をしているのに表示がなんとなく不安定

HVバッテリー(駆動用)は正常でも、これらは12V補機バッテリー側のサインであることが少なくありません。

02 — 見落とされがちな理由

「大きいバッテリーを積んでいるから安心」の落とし穴

ハイブリッド車というと、大容量の駆動用バッテリーの印象が強く、「バッテリーは大丈夫」と思われがちです。しかし実際にエンジン始動やナビ・オーディオなどの電装品、そしてマイルドハイブリッド車のモータージェネレーター(ISG)の制御系までを支えているのは、車体前方に積まれた小さな12V補機バッテリーです。

今回測定したスズキ クロスビー ハイブリッドMZも、ベルト駆動のISGによる「SHVS」方式のマイルドハイブリッド。ISGは走行中に補機バッテリーを充電しますが、バッテリー自体が劣化していると、充電してもすぐに電圧が下がってしまい、上記のような症状につながります。

駆動用バッテリー
目立つ
12V補機バッテリー
見落とし
03 — 実測データ

鉛バッテリー → EVOTEC 50LN1L2、電圧はどう変わったか

同じ車両で、純正相当の鉛バッテリーから弊社リチウムバッテリー「EVOTEC 50LN1L2」に交換し、Bluetoothバッテリーモニターで前後の電圧を連続測定しました。

車両 スズキ クロスビー 4WD 1.2 Hybrid MZ 規格 LN1(45Ah/10時間率) 測定間隔 2分 測定期間 約7日間
日別の電圧推移(平均・最小〜最大レンジ)
FIG.01 — 日別電圧(平均・変動幅)7/14 バッテリー交換
1時間ごとの電圧推移(鉛→リチウム)
FIG.02 — 時系列推移(1時間平均)鉛 → EVOTEC 50LN1L2
項目鉛バッテリーEVOTEC 50LN1L2
平均電圧12.74V13.43V
休止中の挙動充電後すぐ下降し、次の走行まで低下し続ける充電後は高めの電圧で安定
クランキング電圧(平均)11.80V12.01V
クランキング電圧(最低)10.41V11.40V
始動判定全てOK全てOK

「あるある症状」に心当たりがある方へ

今回のように、休止中の電圧が安定して維持されやすく、始動時の電圧降下も小さい傾向が見られました。補機バッテリーのリチウム化、EVOTEC 50LN1L2もぜひご検討ください。

製品ページを見る →

※本記事は実車での電圧ログをもとにした測定結果です。症状の原因は補機バッテリー以外にも考えられるため、気になる症状がある場合は点検をおすすめします。

EVOLTEC JAPAN — 株式会社エヴォルテックジャパン