その電圧、実は毎朝
サインを出しています。
ハイブリッド車の”縁の下の力持ち”、12Vの補機バッテリー。見落とされがちなその挙動を、実車1台・約1週間の連続電圧ログで確かめました。
ハイブリッド車オーナーの「あるある」、実は電圧のサインかもしれません
朝イチの始動が少し重いキュルッという音がいつもより長い、かかるまで一瞬もたつく
ナビやオーディオが一瞬落ちるアイドリングストップの復帰時や段差通過時に画面がリセットされる
バッテリー警告灯がたまに点く点いたり消えたりして、様子見のまま乗り続けている
電圧計の数値が日によってバラつく同じような使い方をしているのに表示がなんとなく不安定
HVバッテリー(駆動用)は正常でも、これらは12V補機バッテリー側のサインであることが少なくありません。
「大きいバッテリーを積んでいるから安心」の落とし穴
ハイブリッド車というと、大容量の駆動用バッテリーの印象が強く、「バッテリーは大丈夫」と思われがちです。しかし実際にエンジン始動やナビ・オーディオなどの電装品、そしてマイルドハイブリッド車のモータージェネレーター(ISG)の制御系までを支えているのは、車体前方に積まれた小さな12V補機バッテリーです。
今回測定したスズキ クロスビー ハイブリッドMZも、ベルト駆動のISGによる「SHVS」方式のマイルドハイブリッド。ISGは走行中に補機バッテリーを充電しますが、バッテリー自体が劣化していると、充電してもすぐに電圧が下がってしまい、上記のような症状につながります。
鉛バッテリー → EVOTEC 50LN1L2、電圧はどう変わったか
同じ車両で、純正相当の鉛バッテリーから弊社リチウムバッテリー「EVOTEC 50LN1L2」に交換し、Bluetoothバッテリーモニターで前後の電圧を連続測定しました。
| 項目 | 鉛バッテリー | EVOTEC 50LN1L2 |
|---|---|---|
| 平均電圧 | 12.74V | 13.43V |
| 休止中の挙動 | 充電後すぐ下降し、次の走行まで低下し続ける | 充電後は高めの電圧で安定 |
| クランキング電圧(平均) | 11.80V | 12.01V |
| クランキング電圧(最低) | 10.41V | 11.40V |
| 始動判定 | 全てOK | 全てOK |
「あるある症状」に心当たりがある方へ
今回のように、休止中の電圧が安定して維持されやすく、始動時の電圧降下も小さい傾向が見られました。補機バッテリーのリチウム化、EVOTEC 50LN1L2もぜひご検討ください。
製品ページを見る →※本記事は実車での電圧ログをもとにした測定結果です。症状の原因は補機バッテリー以外にも考えられるため、気になる症状がある場合は点検をおすすめします。
