電圧だけでは分からない電池のコンディション……..

プリウス電池の状況判断

プリウス駆動用バッテリー警告灯点灯。距離としては150,000kmぐらいでした。ディーラーに調べてもらったとの事で、電池の一つが電圧が降下している事が判明。弊社に相談がありました。

これがディーラーで示された測定結果。電池ブロック7のみが12Vの電圧を示し、他が14V台の電圧を示しています。もちろんディーラーでの交換ではユニット交換ですが、弊社では電池1枚交換でも直す事は可能です。しかし、電池の状況を調べることが優先事項です。

電池測定 25時間かかるんです!!

この測定は25時間ほどかかります。放電と充電を繰り返すのですが、回生で充電されるような負荷を想定して充電でかなり高い電圧負荷をかけます。そのような工程を繰り返して、偽走行状態を作ります。そのようにしないと本当の電池の状況は判断できません。そのような測定を行った結果が次の表です。

測定結果!!

緑色が濃ければ濃いほど、劣化していて容量低下している電池。赤が濃いほどまだ容量が残っていて使用できる電池。4000mAh以上が使用に差支えのない電池と評価しています。12枚の電池が4000mAh以上で、16枚の電池が4000mAh以下でそのほとんどが1000mAhの電池で使用不可と判断している電池です。上記の表は電池配列のまま測定しています。ユニット両端の電池よりもユニット中央に配置されている電池の劣化が激しい事が分かります。熱の影響によることも考えられます。

やっぱり新品の電池に交換する事に!!

電池の1個や2個ぐらいの劣化ならば、電池交換でと淡い期待を持ってのお問い合わせでしたが、電池状況がこのような状況を受けて、全ての電池を社外の新品電池に変更することに。中古の電池や、中古のリビルト電池等も選択肢があったようですが、どれも電池の状況が分からない不安があることから、新品ユニットリプレイスバッテリーに交換しました。

電圧だけでは判断は難しいです。

インバーターの選択基準は!?

皆さんがインバーターを選択する基準は何でしょうか?おそらく、全ての電気機器に負荷をかけたくない為、「正弦波」インバーターを選択されると思います。また、使用を想定する電気機器の電力も想定して選択されると思います。

表示内容と違うことも………..

しかし、表示内容を疑いたくなる事も多々あるみたいで……….何故でしょうか?もちろん電子レンジのように、600Wにして使用しても直流電源からインバーターを介して使用すると、1400Wぐらいの電力を消費してしまう事もあります。しかし、ただ単に表示電力を発揮せずに止まってしまうインバーターがあるのも事実です。

何が違うのか?!

上記の画像は、左が通販で販売されていた、12V 1500W/3000W(peak)のインバーター。右が弊社の12V 1500W/3000Wのインバーターです。2つともスペックとしては一緒になります。

ピンクで記したのがコイル。コイルは電流を安定させる効果があります。EVOTECインバーターでは数多くまた大きなコイルが設置されています。

緑色で記したのがMOSFET。この部品が直流から交流に変換する際スイッチングを行い電圧を昇圧させています。よってスイッチング損失により、熱が発生するため、その熱を効率よく冷やすことも重要となります。EVOTECインバーターでは多くのMOSEFTを本体ボディーに密着させて、本体全体で熱交換を促しています。

また上記画像を見ていただければ一目瞭然ですが、配線・部品の配置も混在せずきれいに配置されていることが分かると思います。大きな電流・スイッチングによる昇圧を考えれば、丁寧に配置された部品・配線もインバーター選択の大きな条件になるのではないでしょうか!?

EVOTECディープサイクルリチウムバッテリーで600W電子レンジを使って、冷凍食品を解凍!!

電子レンジをインバーターを介して、リチウムバッテリーで動かしてみました。電子レンジは最大で600Wの電力となっています。バッテリーはEVOTECディープサイクルバッテリー SE24900!24V90Ahのリチウムバッテリーですが、最大で29.4Vという鉛バッテリーとは比較できないくらい高電圧です。インバーターはEVOTEC SPI-24150(近日発売)このインバーターは、EVOTEC24Vバッテリーの電圧に合わせ特別に制作したインバーターです。もちろん正弦波で、使用する電気機器を選ばずご使用いただけます。最大で1500W(突入電力3000W)まで対応可能となっています。
セブンイレブンのパスタ冷凍食品を600Wに設定して、解凍してみます。ちゃんと解凍できるか!?どれくらいの電力をバッテリーから必要とするのか検証します。

600Wの電子レンジでも電力を測定すると、最大1400W弱という大きな電力をバッテリーから得ていました。600W電子レンジをインバーターを利用して使用する場合は、1500W対応正弦波インバーターが必要となります。

EVOTECインバーターはEVOTECリチウムディープサイクルの稼働電圧に合わせた、特別生産モデルです。Lifepo4リチウムバッテリーでは、稼働電圧が合っていない為、使用できません。

長寿命の実証

4年間使用したEV-360の容量測定結果

4年間使用してきた弊社リチウムバッテリー。

SUZUKIのGSX1300Rに4年間の歳月装着されていた弊社リチウムバッテリー。(旧型)新型とはケースの違いで、中の電池等は変わっていない。その4年使ってきたバッテリーを交換する事になったとの事。

使用していて特に問題は感じていないが、鉛バッテリーの時は使えても1年半ぐらいだったとの事で、「いくらリチウムバッテリーと言えども、4年使用していたら、何時使えなくなるかわからないので、新EV-360に買い替える事になったとか………

そこで、「じゃどれくらい容量が残っているか測定しよう!!」という事で弊社に依頼がありました。

容量測定の結果は7.201Ahとなりました。このバッテリーの新品時の容量は7.500Ahです。4年間使用しての容量低下は0.299Ahでした。

この結果からバッテリーは、4年間使用していても容量低下がない新品状態でした。鉛バッテリー時は1年と少しで必ず使用できなくなっていた事から、オーナーもかなりびっくりした様子でした。

しかし、これはリチウムバッテリーの使用環境が良かった事も、容量低下をしていない要因に挙げられます。

1、充電電圧の管理において、14.6V以上にならず、過充電を起こしていない。

2、弊社CUTBOX(カットオフスイッチ)も併用しており、長期間乗らない時期の過放電を防いでいた。  

リチウムバッテリーは魔法のバッテリーではないですが、正しい使用方法、管理で長寿命は必ず実現します。

ご参考ください。

新モーターサイクル用バッテリー EV-360PLUS発売

今までのモーターサイクル用バッテリーは、バッテリーサイズから過放電を保護するBMS(基板)を装着する事が出来ませんでした。その事で、過放電させてしまった場合、電池を損傷させてしまい、バッテリー故障の起因となっていました。
基板サイズがここまで小さくなったことで、小型リチウムバッテリーにも過放電保護装置が装着できるようになりました。過放電保護機能の装着でのメリットは過放電でのバッテリーの故障を防ぐものになります。間違ってはいけない事は、電池は深く放電させればさせるほど、電池は劣化します。過放電保護装置で、過放電による瞬時の故障は避けれますが、電池には負荷をかけていますので、保護装置稼働電圧まで下げていない場合と比べると、電池の劣化は進むことになります。

過放電装置の解除は専用の充電器を使用する事になります。または、有料充電サービスをご用意します。充電器が無くてもご使用頂けます。

新しいLTO系リチウムバッテリーの可能性!!

LTO(チタン酸リチウム電池)について

リチウム電池と一言で言ってもいろいろ種類の電池があり、使用目的等で電池が選択されています。

それぞれのリチウム電池の特性を考えて、一番有効と思える電池と基板を組み合わせて、リチウムバッテリーは構成されています。

現在、多く使用されているリチウム電池の特性の長所を大きく上回り、また短所をカバーしている夢のような電池が、このLTO(チタン酸リチウム電池)リチウムになります。

どのような特性があるのでしょうか……….

今までのリチウム電池と比べても

長寿命(6000回の充放電)

安全性(過充電に耐える)

急速充電(数分で充電可能)

低温でも使用可能(-30℃でも使用可能)

高電流対応(高い電流値の出し入れが可能)

なんとも夢のような電池です。

こんな夢ような電池、デメットは無いのでしょうか????

やっぱり有るみたいです。

それは…………………………

価格(主流電池のkWhあたり2倍ほど)

エネルギー密度が低い(主流電池の半分から2/3)

LTO(チタン酸リチウム)の最適な用途は!!

LTOリチウムのメリット・デメリットを考察したうえで、最初に作ってみようと思ったのはバイク用のスターターバッテリーです。

メリットを考えると、DEEPサイクルのバッテリーに使用してみたいのですが、なにせエネルギー密度が低い!!こうなると、ディープサイクルバッテリーを作ってみると、かなり大きなバッテリーとなってしまいます。また高額にも……………………。

そこでこのEVOLTEC LTO500は、5個LTO電池を直列に使用。

バッテリー容量は2.9Ahと物凄く低くなってしまいますが、過充電は20Vまで対応。

例えば、古いバイクはジェネレーターが不安定!突然のジェネレーターパンクによる電圧の不制御状態での高電圧でも対応できるという事が、バイク用スターターバッテリーをこのLTOで作ってみた最大の理由です。

LTO始動性!!

2.9Ahでもこんなに簡単にクランキングします。