エレキモーター用バッテリー12V2個→24V1個に変更

この方は弊社12Vリチウムバッテリー SE12750を発売当初からお使いいただいていました。

SE12750 12V×2個をエレキモーター用、1個を魚探用として3個をお使いになっていました。

この度、エレキモーター用のバッテリー2個を、SE-241000 1個を再度購入して使用する事になり、そのインプレも送って下さったのでご紹介いたします。

弊社SE-12750は車用、バイク用のバッテリー販売のみだった弊社に、「軽いエレキ用リチウムバッテリーを制作してほしい」とご依頼を受けて作ったものです。

弊社電池は最大電圧:4.2Vの電池を3直列の12.6Vとなります。これを2個直列にした場合は最大で25.2Vになります。

DCモーターに対しては電圧は良しも悪しも影響を与えます。例えば電池を4個直列にした場合は、最大で16.8Vとなり、このバッテリーを2個直列にすると33.6Vとなってしまい、12V/24VのDCモーターにも高い電圧となってしまいます。

しかし、エレキモーターでのボートスピードに拘るこの方は、より高いスピードを求めて今回の24Vバッテリーを選択しました。

この選択にはこの24Vリチウムバッテリーの電池構成にあります。

最大電圧4.2V×7直列となっているこのバッテリー。最大で29.4Vとなります。12Vリチウムバッテリーと比較して4.2V電圧が高くなります。

容量も100Ahと増大された分、エレキの使用頻度を高めても安心して使用できると選択されたようです。

以下本人の感想となります。

エレキ:ミンコタ ウルトレックス80 (24V)

ボートスペック:チャンピオン161

エンジン:ヤマハSHO125馬力

昨年まではSE-12750を2台使用して、24Vエレキを使用しておりましたが、

エレキのパワーを100%にしても、スピード移動等で多少ストレスがありました。

使用環境に寄っては、5時間程でバッテリー残量が0になってしまうことがありました。

昨年11月末に24V100Aのバッテリーが発売されると 情報を頂き今回ご購入させて頂きました。

専用のリチウムイオンバッテリートレーを作成して、ボートへ取り付けが完了しましたので、初使用になります。

まず、エレキを動かして感じたことは、エレキのパワーが弱くても、鉛バッテリー以上の、

パワーがあり、ボートの動きがスムーズでした。

エレキのパワーを100%で5キロ~5.5キロまで上がり移動のストレスは無くなりました。

又、バッテリー自体の電圧が上がっている為、ボートをステイする際も以前より、モーターの駆動するパワーが抑えられたことにより、バッテリー切れは起きないと思いました。

更に今回のバッテリーは容量も75A→100Aになっているのでより安心です。

2019年2月24日(日) 釣行時間:AM7:00~PM15:00迄

24Vエレキでスピードと使用時間を求められる方は、SE-241000の選択は良いかもしれません!

あえて純正リチウムバッテリーからEVOTECリチウムバッテリーへ交換!!

リチウムバッテリーからリチウムバッテリー交換!!

YAMAHAのオフロードレーサーYZ250F。

新モデルからセルスターターが採用された。これでオフロードレーサーをリリースしているメーカーの大半がセルスターターを採用する事になる。セルスーターターとバッテリーを搭載することにより、オフロードレーサーの致命傷でもある重量増加をカバーする為、純正バッテリーからリチウムバッテリーが採用されている。

より広がったスペースで軽量化が実感できます。

片手鷲掴み出来るリチウムバッテリーです。

取材協力 (有)オートショップ早知

東京都江戸川区南葛西4丁目2−2

TEL 03-5658-8198

魚探用バッテリーのこんな使い方!!

弊社魚探用バッテリーSE1230を電動リールに使用してくれた方からご報告を頂きましたので紹介します。

弊社バッテリーSE1230は容量30Ahのバッテリーです。これは魚探用として製作する際、小さい電流を長く使用していただく事をコンセプトに制作したバッテリーです。

この少し多めの容量が、違った使用方法である電動リールに使う場合にもメリットとして作用するようです。

電動リールはどの位の電力を消費するのでしょうか!?

リールにも又は釣る魚の大きさ等によっても変わってきますが、無負荷状態で3A程で負荷状態最大で13A程電流を消費するそうです。

バッテリーの長寿命に繋がる1 放電レート

バッテリーの長寿命に繋がる2  放電深度

電動リール使用動画

このEVOTECバッテリーは最大の電圧が12.6Vとなります。

通常電動リールと販売されているバッテリーは定格14.8Vと名なっているが多いです。

それらバッテリーと比較すると、電圧が低い分最初の巻き上げる力に差があるのは否めません。

それよりも上記で説明させて頂いた、放電レート・放電深度を考慮したバッテリーとなっています。

今回の検証者の方に巻き上げる力等の感想聞きましたが、「元気に巻いていた!!」という感想を頂きました 。

今回捉えたノドクロ            Sさん実証有難うございます。

新たに2種類の防水バッグ発売

DEEP CYCLEバッテリーSE-121000(100Ah)バッテリーとEV-12225(75Ah)バッテリー用として防水バッグを発売します。

全体的に防水機能の生地コーデュラを採用。上部と下部にはより防水機能があるスーパーコーデュラを採用する事により、上部からの雨水と下部のボートに浸水した水からバッテリーを守ります。

このバッグはACデルコ ボイジャーM31のバッテリーも入る大きさになっています。

30kgほどのバッテリーを持ち運ぶには、把手がついているバッグでの方が、より安定して楽にバッテリーを運ぶことが出来ます。

もう一つは昨年の年末に発売した魚探用バッテリー、SE-1230用防水バッグです。

これは肩掛け紐を採用する事により、両手がふさがった状態でも肩にかけて魚探用バッテリーが運べるようになっています。

ボートから車への往復が少し減るのではと思い採用しました。

収納スペースを確保!!

DUCATI ストリートファイター。この車両は名前の通り、戦う事しか考えてないからなのか「収納」という概念が全くといって無い!

噂によると新車での購入時、車載工具は手渡しされるとの話も聞いた。

それほどスペースが無いこのバイクにETCを装着するらしい…………。

そのスペースを確保するには!?

きっちり詰まっている感のあるこのバイクのどこにもそれらしきスペースは無く、またETCカードも出し入れが簡単な場所でなければ不便そのものともなってしまいます。

出し入れが簡単な場所と言っても……………。

そこでリアにあるバッテリー入れ覗く、ここしかない!!という事で弊社リチウムバッテリーにお声がかかったようです。

使用するリチウムバッテリーはEV-240です。

今までの使用していた純正バッテリーとのその体積の違いは約半分。その半分がスペースとして確保できるようになるのです。

バッテリー上部に大きなスペースが確保されます。

その上にETCカード入れを収める事が可能です。

バッテリーを左側に詰めて、出来た右側スペース収める事も可能です。

最後に蓋を占めて終了です。

蓋も問題なく閉まりましたし、なんなら車載工具も少しなら入れられるスペースもありそうです。

バッテリースペースの有効活用は他のバイクにもあてはまりそうです。スペースが無く困っている方は、リチウムバッテリーの選択もありですね!

取材協力

株式会社パットサービス

ホーム

オンボードチャージャーで充電してみました。

バスボートのバッテリー充電で数多く使用されているオンボードチャージャーですが、これを使用してリチウムバッテリーは充電できますか?とお問合せをよく頂きます。鉛バッテリー、AGMバッテリーには使用できるそうですが、リチウムバッテリーではどうなのでしょうか!?

鉛バッテリーと電圧範囲の大きな違いが無いリチウムバッテリーでテストを開始します。

弊社のエレキモーター専用の12Vバッテリー、SE-12750/SE-121000は使用できません。

そこで大排気量の車や、バスボートのエンジン始動用(エレキモーターでも使用可能)で販売しているSE-12225を使用してテスト開始です。

LiFePo4を使用してのリチウムバッテリーの場合、3.3V×4直列=13.2V(最大充電電圧14.6V)のバッテリーとなります。

鉛バッテリーは2.1V×6=12.6V(最大充電電圧は14.6V)ですので、範囲は狭いですが、最大充電電圧は変わらないので、充電は可能ではと推測されます。

充電スタートは12.4Vから、これは約80%の容量を使用した電圧です。残20%のリチウムバッテリー75Ahを充電していきます。

14時間ほど充電

12Vから13V後半までの充電スピードはかなり緩やか、それはそうですね約5.5A程で常に充電していくわけですから、14時間ほど充電時間はかかりました。結果しますとこのリチウムバッテリーでは問題なく充電は出来ました。

この充電電圧範囲であるならば問題なく使用できます。

しかし、リチウムバッテリーに良い環境下なのか!?というと一つ問題点があります。

リチウムバッテリーは、深電率が高い(容量の減少)使用方法もバッテリーにあまり良くないですが、満充電状態を長く続けるのもあまり良い使用方法ではありません。

常に満充電状態で監視してくれるオンボードチャージャーはリチウムバッテリーには過保護すぎるという事です。

頻繁に使用される場合は問題ないと思います。

魚探用のバッテリー使用レポート

先日発売した魚探用リチウムバッテリーSE-1230の使用レポート届きました。

このレポートように、2.5kgほどのリチウムバッテリーで合計3台の魚探(使用電流値3.1A)を10時間にわたり使用できます。

(詳細はレポート確認してください。)

魚探用のバッテリーはみなさんどのようなバッテリーをお使いでしょうか?

エレキモーターに使用するような大きな容量の鉛バッテリーですか?それとも容量が30Ahほどの鉛バッテリーでしょうか?

エレキに使用するような容量の大きな鉛バッテリーの場合は問題ないでしょうが、容量が30Ah前後の鉛バッテリーの場合はバッテリーが短命に終わってしまいます。それは深電率の深さが関係してきます。

鉛バッテリーは深電率の深さで寿命が大きく異なります。例えば鉛バッテリー場合、30%の深電率で使用した場合と100%の深電率で使用を繰り返した場合では、その寿命が10分の1にまで減ってしまう事となります。👉【鉛バッテリーの特性】

リチウムバッテリーも決して深電率の高い放電が良いわけでは無いですが、鉛バッテリーのように酸化現象が起こり著しく性能が低下するような事は起きません。

鉛バッテリーを使用される場合は、深電率を考えてより大きな容量のバッテリーを選択されることをお勧めします。

使用レポートをご提供くださったY様有難うございました。

Power Box-小型蓄電バッテリー発売

小型蓄電バッテリーの開発

ご意見を頂いた事がきっかけで製作に取り掛かりました。

どんな意見を頂いたかというと、「魚探用に鉛バッテリーを使用していますが、直ぐに容量が低下して使えなくなるんです!!」というご意見でした。これは、鉛バッテリーの特性によるものです。

以前、鉛バッテリーについて掘り下げましたが、どうしても鉛バッテリーは放電深度が深まると酸化してしまい容量低下を招きます。

ディープサイクルバッテリーはまだましですが、バイク用の鉛バッテリーをご使用されている方は直ぐに容量低下をおこし、使用できなくなります。これは鉛バッテリーを使用している場合はどうしようもない事です。

ましてや魚探用のバッテリーの場合、20Ahや30Ahのバッテリーを使用している場合が多いようです。魚探一台の使用電流が3Aだとしたら、約10時間ほどで容量が無くなって、放電深度は100%となり電気が全く残ってない状態となります。

これでは、毎回の釣行でバッテリーにダメージを与えに行くようなものです。

そこで今回は30Ahのリチウム蓄電バッテリーを作成しました。

容量測定結果

今回開発した蓄電バッテリーの生命線は、やはり容量です。

鉛バッテリーやドライバッテリーはよく20時間容率などで容量を表記していますが、今回容量測定テストは30Ahの容量に対して、10Aの放電テストを行った結果となります。容率時間でいうと3時間容率となり、20時間容率よりも厳しいテストなります。

それでも結果は30Ah以上という容量測定結果となっています。

このバッテリーは弊社で販売している、SE121000やSE12750の小型版となっています。

過充電保護機能、過放電保護機能ももちろん備わっています。

8.8V付近で過放電保護装置が働く事により、バッテリーの過放電を保護してくれます。

また、放電電流値もこの小型バッテリーにしては大きい50Aまで対応しています。開発は魚探用として、3Aほどの使用電流値を想定していますが、多様使用が可能なようにBMSを設定しています。

いろいろな使用方法に対応が出来るバッテリーとなっています。

また重量も2553g(約2.5kg)です。

持ち歩くにも大変便利なバッテリーとなっています。

*エレキモーターような最大負荷電流値が50Aほど使用される電化製品へのご使用はお控え下さい。

理論上は使用できることになりますが、リチウム電池の場合、1C以上の放電電流(30Ahのバッテリー場合は30Aの放電電流)でのご使用はリチウム電池に大きな負荷を与えます。

1Cを超える電化製品への使用はお控え下さい。

バッテリー構成について

◆端子(ターミナルについて)

このバッテリーの端子はM6のメスになっています。

魚探等でご使用いただく方はM6M8変換ボルトがありますので、それをご使用いただくと便利です。

また車用の端子を装着する事も可能です。ワニ口クリップ等でバッテリーに接続される方はこちらがお勧めです。

◆充電器について

弊社のリチウムディープサイクルバッテリーのSE-12750、SE-121000をご使用の方は、充電器を改めて購入する事は不要です

お使いの充電器でご使用できます。SE1230を過放電保護装置作動まで使用し、満充電までの充電時間は2時間15分程です。

◆インジケーターについて

弊社インジケーターSE207-BI、EV209-BIインジケーター両方ともご使用いただけます。

エンジン始動不良原因と対策

このポルシェ911 カレラSはエンジン始動不良で入庫してきたらしい。

この依頼を受けたのは、埼玉県春日部市で主にフランス車の整備を行っている(有)アールエスウーノさんです。

フランス車だけでなく、その他輸入車の整備も数多く行っている。

そんなアールエスウーノさんに先日「エンジンの始動がとても悪く原因を究明したい」と依頼があったそうです。

バッテリーが弱っているのかなぁと思いきや、購入して1年半ぐらいとの事。

ただバッテリーの劣化はいろんな事が考えられるため、バッテリーをテスターで確認。

全くと言って問題ないバッテリー”とBOSCHの診断機のお墨付きが!

CCA、始動電圧、最低電圧全て確認しても問題なし、じゃ他に考えられる原因は?

このような始動不良は他の車での経験があるとアールエスウーノの社長さんが教えてくれた。シトロエンのC6という車にもこのようなエンジン始動不良が多いらしい。

このシトロエンC6とポルシェの共通点はと言うと………

エンジンとバッテリーの位置が離れているという事。

シトロエンC6:バッテリー位置(リア)/エンジン(フロント)

ポルシェ911カレラS(997):バッテリー位置(フロント)/エンジン(リア)

この共通点で考えられるエンジン始動不良の原因は、「アース不良」これがよくある原因らしいです。

車はボディーアースだ。ボディーを使って電気を流し、バッテリーのマイナスに電気が流れてくる。この流れが滞ると、電圧不良等によるバッテリーの充電不足や、エンジン始動不良につながってしまう。

そこでアールエスウーノさんでは、アースについては独自のノウハウをもって商品も開発されているが、それは今回割愛させて頂くがリチウムバッテリーも一役買ってくれるらしい……

これがフロント置かれているバッテリー。

2017年2月に購入されたものらしい。

この白い線で囲んだ配線が、フロントでバッテリーのマイナスからボディーに繋がれている配線。これだけです。

このオレンジのウエスが置かれている所に何かをするらしいです。

EVOTECのバイク用のバッテリーを使って……(EV-360)

EVOTECのバイク用カットオフスイッチを使って…….

放電も通常より早く進むと思われます。

フロントの鉛バッテリーはそのまま。小型リチウムバッテリーを追加するのです。

リアに小型のバイク用リチウムバッテリーを搭載し、電気の供給を後押しさせています。

これにより劇的にエンジン始動は様変わりしたと事です。

エンジン始動不良はアースが原因だったようです。このように、バッテリーとエンジンの距離が離れるとこのようなリスクが発生します。

これは、バッテリーを移設されている方にも同じようなことが言えます。

アースって本当に大事です。

因みに右の写真の白丸はカットオフスイッチです。

このシステムはフロントにある鉛バッテリーとリアに増設したバイク用リチウムバッテリーを並列で繋いでいます。

このシステムはシトロエンC6でずっとテストしており、全く問題なく使用できています。

しかし、並列で繋いでいるリスクはバッテリーの放電時に起きます。

このように容量の全然違うバッテリーを並列にしている場合。エンジンを止めているときにバッテリーは少なからず放電します。

その放電時間が長い場合、まず容量の小さいリチウムバッテリーが過放電します。過放電したリチウムバッテリーは壊れる可能性もあります。

また、過放電したリチウムバッテリーの影響で鉛バッテリーの

そこでこのバイク用カットオフスイッチを利用して、好きな便利な場所を選んでスイッチを装着。バッテリーの過放電を防ぎます。

取材協力(有)アールエスウーノ

http://rsuno.com/